
昨日の内閣改造で中山補佐官が拉致担当大臣に就任しました。
家族会の方の期待も膨らんでいるようです。問題は
中山大臣がどこまで動けるかということです。
特に特定失踪者問題での活躍を是非とも期待したいです。
デイリーNKを読んでいたらアメリカの公聴会でのヒル国務次官補の答弁を
見つけました。なかなか興味深いのでご紹介します。
●ヒル “米朝正常化, ‘北の人権’が核心”
“北人権特使, 対北交渉に参加が可能”
朴仁鎬記者
[2008-08-01 17:47 ] 韓国語の記事を読む
北朝鮮の人権問題が、アメリカと北朝鮮の関係正常化のための核心的な要素になると、クリストファー・ヒル米国務省次官補が明らかにした。
31日(現地時間)、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、この日アメリカ議会の上院軍事委員会で開かれた6カ国協議関連聴聞会に出席したヒル次官補は、“今後非核化の第3段階に入れば、米朝正常化の実務グループで北朝鮮の人権問題を扱う”と言い、“協議のテーブルにアメリカ政府の北朝鮮人権特使を招請する用意がある”と付け足した。
ヒル次官補は“非核化の第3段階で、アメリカは北朝鮮との関係正常化を準備するだろう”と述べ、“人権問題は正常化の過程の核心要素になるだろう”と強調した。
更に、“北朝鮮の人権状況は非常に劣悪で、北朝鮮の住民が毎日受けている苦痛はこうした抑圧が許されないことを示している”と述べ、“意味のある進展が見られるまで、北朝鮮を圧迫し続ける”と語った。
ヒル次官補はこの日、人権問題に多くの時間を割き、北朝鮮の政治犯と脱北者の苦痛について言及したが、これは異例なことである。
ヒル次官補は“北朝鮮にある大規模な政治犯収容所の衛星写真を見た”と言い、“これは朝鮮半島の傷であり、ここで北朝鮮の住民たちが拷問と強制堕胎、はなはだしくは処刑までされているという報道がある”と語った。
ヒル次官補は更に、“よりよい生活を求めて脱出した脱北者も、苦痛と強制送還の危険に直面しており、これもまた受け入れることができない”と述べた。
この日の聴聞会では、米朝関係正常化の実務グループで、北朝鮮の人権問題が核心的な要素として扱われるだろうという米国務省の腹案も示された。
ヒル次官補は“レフコウィツ北朝鮮人権特使を、北朝鮮との関係正常化交渉のテーブルに招待する用意がある”と語った。
一方VOA放送は、ヒル次官補がこの日の聴聞会で、北朝鮮の人権問題に関してより具体的な立場を明らかにすることによって、上院で保留されているキャスリン・スチーブンス在韓米国大使内定者の承認の展望が明るくなったと付け足した。
米上院では共和党のサム・ブラウンバック議員が、アメリカ政府が6カ国協議で北朝鮮の人権問題を扱うことを要求し、スチーブンス内定者の承認を拒否してきた。
軍事委員会所属ではないが、この日の聴聞会に参加したブラウンバック議員は、“ヒル次官補が人権問題を扱う時期について具体的に言及したため、非常に嬉しく思う”と述べ“早いうちにスチーブンス氏の承認に関する立場を明らかにする”と語った。
http://www.dailynk.com/japanese/read.php?cataId=nk00600&num=2631
●テロ指定国家解除に抗議する緊急街頭活動
日時 平成20年8月9日(土)午後3時〜
場所 横浜駅西口 交番前
主催 救う会神奈川
(家族会から増元照明さんも参加予定です)
連絡先 090-9816-2187
●第20回「拉致被害者と家族の人権を考える市民集会」
〜拉致を語らずして人権を語るなかれ〜
講演者: 増元照明さん(増元るみ子さんの弟)
野村旗守さん(ジャーナリスト・著作「社会党に騙された!」ほか)
杉野正治氏(特定失踪者問題調査会常務理事)
木下義雄さん(脱北者)
ほかに神奈川県内の特定失踪者家族関係者も参加予定です
平成20年11月30日(日)午後1時30分開場・午後2時開演(午後5時30分終了)
場 所: 藤沢産業センター(JR藤沢駅北口より徒歩5分・藤沢郵便局隣り)
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~fcenter/sisetu4.html
参加費: 500円(学生 300円)
主 催: 拉致被害者と家族の人権を考える湘南の会実行委員会
共 催: 北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会
共 催: よど号グループに真相を究明する会
入場料:500円(学生300円)問合先:090(9816)2187又はsukukaikanagawa@hotmail.com